バイリンガルとは、英語でその年齢相応のことが楽しめること

バイリンガルとは、簡単に言うとどういう状態を言うのでしょうか。

漠然とし過ぎてわかりにくい「バイリンガル」とは?

バイリンガルって、日本語も英語もペラペラってことでしょ?

わかりやすく言うと、「英語でその年齢相応のことが楽しめること」だと思います。

英語がペラペラ話せるとかっこいい。私もそう思いますし、若い頃は憧れもしました。でも、この「英語ペラペラ」という表現の意味は、しっかり考えてみると、漠然としていてよくわかりません。海外旅行で不自由しない、英語圏の友だちと会話できる、英語圏で生活に不自由を感じない、英語で仕事ができるなど、どのレベルの人たちも見る人によっては、いわゆる「英語ペラペラ」の部類に該当するからです。でも、このような人たちが発音もネイティブ並みかというと、そうでないことのほうが多いですよね。多くは日本語訛りがある。それでも、ちゃんと英語で意志疎通して、グローバル社会で見事に物事をこなしていく素晴らしい能力の持ち主たちです。

一方、同じく英語がペラペラでも、バイリンガルはどういう人たちかというと、年相応の話題、興味の対象、学問など、ほとんど不自由を感じずに2つの言語で楽しめる人たちだと思います。英語も日本語もネイティブ並みの発音なのは言うまでもありません。3歳だったらその年齢向けの絵本を、10歳だったらその年齢向けのゲームを、14歳だったらその年齢向けの勉強を、どちらの言語でも楽しみ、理解でき、同年齢のネイティブスピーカーたちと不自由なく語り合えるレベルだと思います。

ちなみに、バイリンガルの子供たちに聞いてみたところ、日本語と英語を使い分けている自覚はないそうです。話す相手、状況によって、考えずとも自動的に言語を使い分け、どちらのほうが使いやすい、使いにくいと感じることすらないそうです。うらやましいですね。

まとめ

英語教育に関連してバイリンガルという言葉をよく耳にしますが、「英語が話せること=バイリンガル」ではないことは、心に留めておく必要があると思います。

その点はさておき、日本語を母国語とする子供たちが英語を学び、コミュニケーションを取り、そのことに喜びや楽しみを見出すことは素晴らしいことです。なぜなら、その子にとってより多くの可能性を秘めた将来を用意することにつながるからです。

英語を始めるときには子供がまだ幼く、おそらく保護者主導になると思います。漠然とした目標へ向かわせるのではなく、その子が持つ能力を引き出してあげられる目標を設定して、伸ばしてあげてください。

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