目指すのは「発音は重視せず・外国語としての英語回路」

日本人なのだから、英語の発音は相手に通じればいい程度。それより、頭の中に日本語とは別の英語回路の基礎をつくらせたい。そんな風に考えている方のお子さんには、どんな教材がふさわしいのでしょうか。

英語回路をつくるためなら、遅めのスタートでも十分間に合う

頭の中に英語回路をつくるのは、子供ではなく、大人になってからでもじゅうぶん可能だと思います。それには、英語⇒日本語⇒英語と2つの言語間をいつまでも行き来するのではなく、最終的に英語は英語のまま、日本語は日本語のままで理解し、考える習慣をつけることが必要です。

英語回路をつくるためには、

英語で読む

英語で理解する

伝える必要のあることを英語で言えるようにする

この3つが大切だと思います。

例えば、幼い時期に始める場合、言語教育専門のアルクが出している、「えいごで日本むかしばなし DVDと絵本セット」のような教材もいいかもしれません。日本人になじみ深いかぐや姫などの昔話が、英語と日本語で楽しめます。絵を見て文字を追いながら、耳で英語を聞いていると、子供はうらやましいくらいあっという間に英語を吸収していきます。楽しいことは自らどんどんこなしていくので、CDによる絵本の読み聞かせが結果的に英語学習にもなっているという形は理想的だと思います。

内容をしっかり理解できるようになったら、音読もさせてみてください。英語がネイティブの子供たちも、年中さんあたりから少しずつ文字を読ませるようにします。

こちらのセットには10話の昔話と、英語の歌も12曲ついています。

ほかに、英語で読み聞かせるということであれば、

「CDで楽しむえいごよみきかせ絵本(1)

むかしばなし・名作を、わかりやすい英語で親しむ」とか、

「えいごでよむ名作えほん(全5巻)」など、

さまざまなCDつき英語絵本が出ています。

例えば、我が家の子供たちが好きだった次の絵本は、DVD(日本語・英語)にもなっています。

「エリック・カール コレクション はらぺこあおむし【通常盤】 [DVD]」

「世界絵本箱DVDセレクション くまのコールテンくん[全3話]」

保護者の方が日本語の意味をわかっていれば、もし子供に意味を尋ねられても説明できるので、英語圏向けのCDつき絵本を取り寄せてもいいかもしれませんね。

(DVDはリージョンコードに注意してください)

英語は始める時期と同様に、その後どうやって長い間続けさせるかも大切

英語を始める時期を気にされる保護者の方は多いと思いますが、同様に、その後どのようにして子供に「長期間」英語を続けさせるかも大変重要です。成長とともに理解できることや表現したいことが増えているのに、英語がそれに追いついていなければ、自然と子どもは日本語ばかり使うようになってしまうからです。すると結局、日本語で考えるほうが楽、日本語で話すほうが楽しいとなり、英語から気持ちが遠ざかってしまうかもしれません。

まとめ

基本的に言語は、聴く、話す、読む、書くの4つの技能がバランスよく発達することで身についていきます。しかし、日本語圏で英語をということであれば、その4技能の中のバランスが多少崩れても構わないのではないでしょうか。それよりも、教材や英語教室、オンライ英会話などを上手に利用して、子供がのびのびと楽しく英語力を伸ばすことができるようにしてください。

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