子供を英語も話せるバイリンガルにするために

バイリンガル育児と一口に言っても、「2言語を使って育てる」と「2言語を使いこなせるように育てる」では、微妙な違いがあるように思います。

バイリンガル児に育てるのに必要な3つ

英語圏の人と国際結婚された家庭の子供は、2言語が使えるようになっていいなと思うのですが・・・。

いえ、保護者の母語がそれぞれ違うからと言って、子供が自動的にその2つの言語を使いこなすバイリンガルになるわけではありません。

子供を日英バイリンガル児にするために、もっとも重要なことを3つだけ挙げるように言われたら、

  1. 親の覚悟
  2. 両言語を使う機会
  3. 資金

を挙げます。これだけで十分というわけではありませんが、本当に大切なことを優先順位をつけて考えると、こんな感じです。

親の覚悟

子供に対して、英語で話しかけるにしろ日本語で話しかけるにしろ、一度決めたら徹底してその言語を使い続けることが大切です。

小さい頃は簡単な英語で間に合うのでつい英語で話しかけてしまうことも多いと思いますが、バイリンガル育児は10年、15年と続くものです。

子供が成長するにつれ、話題は人間関係や学校生活などにとどまらず、いずれ政治や医療、歴史、科学などにも及ぶでしょう。

そうなっても話し相手となれる英語力がないのなら、スタートの時点で、安易に英語で語りかけるのは止めた方がいいと思います。

その場合は、ネイティブ並みの英語力を持つ話し相手を別に用意してあげてください。

また、たとえば、英語で話すと決めた保護者に子供が日本語で話しかけた場合、理解できるからとそのままにして会話を続けるのではなく、きちんとその場で英語に切り替えるよう促してください。

ただし促す際は、決して子供が英語で話さないことをとがめるようなトーンにならないよう、細心の注意を払うことが肝心です。

幼いのだし楽しく話しているのだからとそのままにしておくと、いずれ子供は日本語で、保護者は英語でお互いに話す不思議な会話になります。

これをすると子供の英語力は伸びません。

両言語を使う機会

単に「英語が得意な子」ではなく「バイリンガル」にするのですから、日常的に2つの言語を使う機会が必要です。

特に英語で話したり聞いたりする時間を取ることは大事だと思います。

保護者のうち1人が英語のネイティブスピーカーであったり、家族で英語圏に住んでいたりするのであれば、これは比較的簡単だと思います。

ほかには、インターナショナルスクールへ通わせる、英語教室へ通わせる、オンライン英会話をさせる、英語圏出身の仲良しがいれば一緒に遊ばせる、などもいいと思います。

どうしても日常的に英語を使う機会が十分確保できないと感じる場合は、長期休暇などを利用して親子留学や海外旅行など子供に英語を実際に使う体験をさせるなどして、補充するのもいいのではないでしょうか。

資金

一般に、ほかの人やモノの力をあてにすればするほど、お金がかかるものです。

ですから、日本語話者である保護者が日本でバイリンガル児を育てるなら、当然お金がかかります。

英会話教材を揃える、英会話教室へ通わせる、親子留学する、インターナショナルスクールへ入れるなど、相応の資金が必要になるので、バイリンガル教育を始める際に心の準備をしておくといいと思います。

まとめ

子供をバイリンガルにしたいなら、おそらく子供の数倍も保護者は努力し、工夫し、苦労することになると思います。

ネイティブのように英語で話せることを格好いいと考える方も多いかもしれませんが、そこまでの道のりは決して平易ではありません。

バイリンガル児を目指しての子育ては、それなりの覚悟と準備をもって始めることをおススメします。

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